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アン・シャーリーは癇癪持ちです。

浜松町の自由劇場で劇団四季の「赤毛のアン」を観てきました。

観ようと思ったのが6月11日の東京公演千秋楽近く。
そのときはチケットが全て売り切れていたので断念。
9月の京都公演は本気で遠征を考えましたが、年末東京に戻ってくるということで、昨日観劇が実現しました。

席は3列目センターブロック。
1階後ろと2階は制服を着た学生さんたちがいたので劇場の雰囲気がちょっと違ってました。
舞台に慣れてくれるまでガヤガヤでした。

ストーリーはご存知の通りですが、いくつかのエピソードをピックアップしてミュージカルにしてありました。

世界名作劇場でのアニメをリアルタイムで観ているので、どうしても比較していまいます。
マシューの「そうさのぅ~」なんかもそうですが、アニメ版を下地にしてあるように感じました。
それが自分には良かったです。


吉沢アン…初見、鉄板。
彼女が登場して3分でお気に入りリストに入りが決まりました。
歌も踊りも演技いい。
それに華がある。
彼女が人気があるのも頷けます。
彼女のアンなら何回も観たいです。

日下マシュー…初見、鉄板。
歌はお上手ではない。
でも、それがどうでもよくなる演技力。
というかマシューそのものに見えました。
最期の「涙、微笑み、息絶える」は劇団四季55年の重みが伝わって来ました。

木村マリラ…初見、鉄板。
歌はお上手ではない。
でも、それがどうでもよくなる演技力。
日下さんと同じフレーズですね。(^-^;
吉沢アン、日下マシュー、木村マリラは鉄板。
この3人なら目頭を熱くさせてくれます。

江寿多シテイシー先生…初見。
容姿はステイシー先生なんですが、存在が薄かったです。
五東さん、演じたことがないですが井上さんで観てみたい。

田邊ギルバート…初見。
両隣のお姉さまは彼のファンって感じで熱い目線を送ってました。
人気ある中堅だけあって、容姿、歌、演技いいと思います。
でも、他の生徒役が若手だからその中に入るとひとり浮いて見えてしまいました。

五十嵐ダイアナ…初見、鉄板。
外見がアニメのダイアナに近い。
吉沢さんとは本当いいコンビ。
夢醒めを吉沢ピコ、五十嵐マコで観てみたい。

メインキャスト以外で印象に残っているのが、ジョシー役の関根麻帆さん。
ギルバートに恋する女の子の役なんですが、となりのトトロのめいちゃんが意地悪く育って中学生になったような感じ。
よくわからない例えですが、とにかく存在感があって、いい演技だったので今後注目していきたいと思いました。


凄い上から目線の個人評ですね。(^-^;


今後数年、赤毛のアンをやるならこのメンバーだと思います。
今が旬だと感じたのでアンの物語がお好きなら是非今回観てください。
チケットはかなり余裕があるので、思い立ったときでも大丈夫です。

田邊さんが聖女の稽古が再来週くらいから始まるだろうから、別のギルバート(有賀さんか岸さん)が登場したら突発するかも。



2008年12月3日18時半開演、21時半頃終演。
1階4列17番。


★キャスト★

アン・シャーリー : 吉沢梨絵
マシュー・カスバート : 日下武史
マリラ・カスバート : 木村不時子
ステイシー先生/スローン夫人 : 江寿多知恵
ギルバート・ブライス : 田邊真也
ダイアナ・バリー : 五十嵐可絵
レイチェル・リンド夫人 : 都築香弥子
バリー夫人 : 中野今日子
スペンサー夫人/パイ夫人 : あべゆき
ブルーエット夫人 : 高島田 薫
ジョシー・パイ : 関根麻帆
プリシー/店員ルシラ : 久居史子
マクファーソン夫人 : 峰岸由佳
フィリップス先生 : 内海雅智
郵便配達アール/チャーリー : 布施陽由
農夫セシル : 塩地 仁
牧師/駅長 : 岡本繁治
ベル : 松田佑子
ティリー : 谷口あかり
ルビー : チョ ウンヒ
キット : 二見隆介
ジェリー : 高橋 徹
ムーディー : 西村侑剛
トミー : 鈴木智之
by kerennminaku | 2008-12-03 23:57 | 劇団四季
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