人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< BABEL@日比谷スカラ座。 びるのたにまに…。 >>

自分を信じる強さを持て。

NHK総合、火曜22時から「プロフェッショナル -仕事の流儀-」という番組があります。

先週の#049は英国ロイヤルバレエ団で十数年プリンシパルを務め、去年9月にKバレエカンパニー(熊川哲也氏が主宰)に移籍し、引き続きゲスト・プリンシパルも務めている吉田都さんが取り上げられていました。

以前、宮崎駿先生のときに予告編で取り上げられることは知っていて絶対観ようと思っていたのですが、本放送のときはすっかり忘れていて…。
最近NHKは再放送を何回もやってくれるので、昨晩の再放送を録画して今観ました。
自分を信じる強さを持て。_f0048545_9284012.jpg

18歳の時にローザンヌ国際バレエコンクールでカラシップ賞を受賞して、英国にバレエ留学が許さる。
スクール卒業後にあるバレエ団に入団しプリンシパルに上り詰める。
そして、95年に世界3大バレエ団のひとつの英国ロイヤルに移籍。
上にも書いたように去年までプリンシパルを務めてました。

トップに何年もいるということは大変。
周りがみんなライバルで毎日が勝負。
日々の練習だけで、そこだけしか見えなくなってしまう。

もともと技術はあり、それは稽古で磨かれた。
けれど、表現力が乏しいと批評家に言われ…。

2000年に腰が悲鳴を上げ降板。
日本人の友人が交代で寝ずの看病、それが転機に。
バレエが休みの日は休んで絵画観賞などをして過すようになる。


今年の1月の「白鳥の湖」では王子をする人が膝を怪我して降板。
代役の人とは9日しか稽古が出来ない。

大役をしたことがない代役の彼が苦悩をする。
技術的なことは言うが表現面はあえて言わない。
そこで言うのは簡単だし、その場しのぎにはそれが手っ取り早い。
だけど、それをしたら身に付かずに終わってしまう。
今後を考えたらそうするのが1番いい。

彼は大役を無事こなし、終演後都さんに肩を何度も叩かれてました。


彼女を知ったのは1年位前。
例の友達が「彼女も素晴らしいわぁ~。」という話を何回もしていたんですよ。
初めて観たのは昨年末の紅白歌合戦の審査員の姿。

番組内で踊っている姿を初めて観ました。
ほんの少しでしたが、ヤバかったです。
今すぐにでも生で観たい!
そんな欲望に駆られました。

この番組の本放送をちゃんと観て森下洋子さんを観ていたら違った感想を持ったと思う。
by kerennminaku | 2007-05-01 11:37 | ミュージカル
<< BABEL@日比谷スカラ座。 びるのたにまに…。 >>