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63歳、ふたりめ。

63歳の2人目は、

この日に誕生日を迎えられた

市村正親さんです。



誕生日に合わせて観劇した訳じゃないです。

カーテンコールの花束を渡されるまで、
誕生日&年齢は知りませんでした。(^-^;



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劇団東宝版ミュージカル

ラ・カージュ・オ・フォール

@日生劇場



★キャスト★

ジョルジュ:鹿賀丈史

ザザ/アルバン:市村正親

ジャン・ミッシェル:原田優一

アンヌ:愛原実花

ジャクリーヌ:香寿たつき

ハンナ(カジェル):真島茂樹

シャンタル(カジェル):新納慎也

ダンドン議員(アンナの父):今井清隆

ダンドン議員夫人(アンナの母):森公美子

ジャコブ(ザザの侍女):花井京乃助

ルノー(カフェの主人):林アキラ

フランシス(舞台監督):日比野啓一

ルノー婦人(カフェの女将):園山晴子



大塚雅夫/石丸貴紫/美濃良/香取新一
/水野栄治/富山忠/附田政信/佐々木誠/
杉山有大/小野寺創/栗林昌輝/白石拓也
/鯛中卓也/高木裕和/土器屋利行/
福山健介/村上聖/山本真広/
高橋桂/多岐川装子/浅野実奈子/首藤萌美





★ストーリー★
場所は南フランスのサントロぺ。
今宵もゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のネオンが燈る。

オーナーのジョルジュと
クラブの看板スターのザザことアルバンは、
この20年間事実上の夫婦として生活してきた。

アルバンはこのところふさぎこんでいて、
出番に遅れることもしばしば。

愚痴をこぼすアルバンと、
その御機嫌を取るジョルジュ。
いわば2人は倦怠期なのだ。

やるせない気持ちのアルバンだが、
鏡に向って化粧をし衣裳を付け、
偉大なるザザへと変身するのだった。

ジョルジュには24年前のたった一度の過ち(?)から生まれた
最愛の息子ジャン・ミッシェルがいる。

以来、アルバンが母親代わりとなり、
手塩にかけて育ててきた。

そんなジャンが突然結婚を宣言。
恋人アンヌの両親・ダンドン議員夫妻が会いに来る
と告げたことから騒動が巻き起こる。


ジャンはジョルジュに、
保守的な政治家として知られるダンドン議員の前で、
一晩だけまともな家族に見えるよう取り繕ってくれと頼み込み、
その上、ずっと会っていない実の母親を呼んでくれと言う。
それはジャンを育ててきたアルバンにとって
酷い仕打ちとなる。

しかし、ジョルジュの説得にアルバンも納得。
叔父として振舞うため、
男らしい立ち振舞いのレッスンを始める。

ところがジャンの母親が急に来られなくなったから、
さあ大変〜!
アルバンはついに女装して母親になることを決意する。

決意はいいのだが上手くはいかず…。
アルバンの機転によって
馴染みのジャクリーンの店での食事はひとまず大成功に思えたのだが、
いつもの癖でアルバンがカツラをとってしまった!
絶対絶命の危機!
果たしてどうなるのか…。


岡田真澄ジョルジュ&近藤正臣ザザ
の時代から観たいと思っていた作品でした。


華やかだけど、やや重い内容の作品だと思ってましたが違ってました。
自分と同年代以上の方々が笑えるコメディー要素がある作品でした。

俳優さんたちのアドリブもありますが、
大笑いさせていただきました。

日本で長く上演されているミュージカルって、
大笑い出来る作品って記憶に無いです。


コンダクターは塩田さん…。(^-^;

拍手を煽る煽る。

ここまで手拍子をした作品は初めて。

リピーターさんが多いのか
煽る必要が無いくらいの手拍子の開始&終了が統一されていて、
場内に一体感がありました。




鹿賀ジョルジュ

登場すぐのセリフ&歌が何を言っているか聴き取れず…。
これが噂の鹿賀節かな?!
最初からスピーカー音が異様にデカくモワモワしてたから、
音響の調整ミスかも。
その後はそんなこと無かったから。

市村さんとのコンビ、最高!



市村ザザ&アルバン

お客様の心の掴み方を心得てますね〜。

共演者をアドリブでいじったりするのは、
素の市村さんに近いのかな?
それが許される役であり、許される場所。
四季じゃ有り得ない〜。

M!の時は劣化したと感じ心配したのですが、
今回は容姿以外は昔のイメージに戻った感じがしたので、嬉しくなりました。

今夏のエンジニア、期待してます!

ここ(=日生)で
あの怪人を観たかったなぁ〜
と何回も思いました。

ミュージカルコンサートは今のスケジュールだと、早くて来年の春…。



原田ジャン

初。

王子様系の容姿で
棒歌か歌大根な人だと予想してましたが、
ちゃんと歌えて演技も出来る人で驚きました。

ジャンというキャラなら
前回や当初キャスティングされた山崎育三郎くんよりは
原田ジャンの方が断然好きです。

サイゴンのクリス、
歌は問題無いことはわかったけど…。
キャラがどうか…。
一度は観る気持ちにはなりました。



愛原アンヌ

初、ヅカOGさん。

ダンスの人なんですか?
とても綺麗なダンスをされていました。

他は…。(^-^;

キャッツのヴィクトリアが似合いそう〜。

ダンドン夫妻がカラダ大きいのに華奢な子供になるものか?!
それが不思議でならなかったです。( ̄∀ ̄)



たつきジャクリーヌ

おかっぱカツラが衝撃的(ノ゜O゜)ノでしたが、
相変わらず綺麗〜。

最後にちょこっと出ただけで
残念なんてものじゃなかったです。



真島ハンナ

初。

鞭使い…。
テレビでは打たれる方が似合いそうなのに、
舞台では打つ方が似合うのが不思議。

テレビみたいなキャラは大嫌いで、
そんなのを観たら不快極まりない状態。
今回ダンサーとしての真剣な部分が観れたのは、
これからの見方が変わりました。

若手にダンスで負けてないのは、
日頃精進の賜物なんでしょうね。



新納シャンタル

ラカージュの中で歌が上手い役の設定。

出すのが厳しい苦しいところが多々あり…。

あの脚線美はそこら辺の女の子は完敗じゃないかと。



今井ダンドン

バルジャンの頃に比べて太りました?!
変わらない?!
帝劇では遠目だったので。

歌はバルジャンの時よりは素晴らしいし、男らしい。
ドレス姿になれるのが嬉しい様な〜。

2幕後半だけというのは、
勿体ない。

一緒の期間は無いですが、
四季出身の見えない上下関係が
あのめちゃめちゃいい音のデコツッコミに感じました。



森ダンドン夫人

真島さん同様、1985年の日本初演から皆勤。

市村さんのアドリブがあまりにも可笑しくて、
お芝居にならない場面が(笑)。

舞台上でも楽しいでしょうが、
楽屋はもっと楽しそう〜。



林ルノー

カフェのマスターだから何回か出るだけで、
歌はアンサンブルさんと一緒に一度歌うだけ。

ソロの歌が聴けず、残念…。




このメンバーでの再演熱望!
でも、次は世代交代している可能性が高いのかな…。



2012年01月28日、ソワレ
K列下手
by kerennminaku | 2012-01-28 23:58 | ミュージカル
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