今日、新橋演舞場の昼の部、
「錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘 十月大歌舞伎」 に行って来ました。 劇場の出入口に「本日、撮影が入ります。宜しくお願いします。」みたいな事が書いてありました。 撮影が入ると役者さんの気合いの入り方は違うし、また同じものが観られるので自然とテンションが上がりました。 一、平家女護島「俊寛」 11:00 - 12:15. 俊寛僧都 … 勘三郎 丹波少将成経 … 勘太郎 海女千鳥 … 七之助 平判官康頼 … 亀 蔵 瀬尾太郎兼康 … 彌十郎 丹左衛門尉基康 … 扇 雀 平清盛が天下を取っていた時代の話。 俊寛たちは平家討伐の陰謀が発覚し、島流しされていました。 成経は地元の海女と恋仲になり祝言。 そこへ都から船で使者がやってきます。 瀬尾が清盛公の書面を読み上げ、恩赦により成経と康頼はご赦免に。 俊寛は自分に恩赦が無いのかと食い下がります。 もうひとりの使者の丹左衛門が出てきて重盛公の情けにより備前まで戻れることになりました。 千鳥も船に乗ろうとすると瀬尾に阻止される。 船に乗れるのは3人。 (人数が合わないと関所を通れないから。) だから、海女は一緒には行けない。 俊寛は「清盛に妻を落とされた。」と瀬尾に告げられる。 都に帰る意味が無くなり…。 瀬尾に自分の代わりに千鳥を船に乗せてくれと懇願するも拒否され…。 俊寛は瀬尾の刀を抜き斬り付ける。 息の根を止めようとした俊寛に丹左衛門が罪を犯せば重盛公の情けに背くのでは無いかと止めに入りますが…。 千鳥が船に乗れば3人になる、罪は許され、新たな罪を犯すのは重盛公の情けには背かないと言い、とどめを刺します。 千鳥を乗せ、船は都に向かいました。 島にひとり残った俊寛。 船が見えなくなるまで泣きながら見送ってお話は終わります。 先代の勘三郎さんの当たり役だったそうで、当代勘三郎さんがやるのは13年ぶりとのこと。 私には当代の当たり役だとは感じませんでした。 f ^ _ ^ ; 30分休憩。 2階席では撮影準備に取り掛かっている人達がいました。 ソニー製のハイビジョンカメラ。 めっちゃ高そう…。 何処なんだろう?! NHK?スカパー? 隣のブロックのおばあさんはカップ焼きそばを袋から出しソースをかけている。 ここは3階だから外に出てコンビニで買ってお湯入れて湯抜きする時間は無い。 演舞場に観客が使える給湯室も無い。 湯抜きして1時半したカップ焼きそば…。 というか劇場でインスタントを食べている人初めて見た。 その隣では折詰弁当を食べるひとがいる。 色々な人がいるのが3階、面白い人がいるのも3階。
by kerennminaku
| 2007-10-19 23:32
| 歌舞伎
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