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苫田樋口を求めて名古屋へ。

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名古屋の
新名古屋ミュージカル劇にて、
劇団四季版
ブロードウェイミュージカル
「ウィキッド」
を観劇して来ました。




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久しぶりに樋口さんがエルファバを演じ、
相性のいい苫田さんがグリンダということで
名古屋突発遠征となりました。

いつこの組み合わせになるかわかりませんし、
樋口さんがエルファバをいつまで演じるかもわかりませんから。
最後という気持ちで望みました。

2年ぶりのウィキッド。

変わっていました。

舞台は大阪より狭く、
カラオケは大阪よりは良かったけど、
それでもCDを聴き慣れていると、
違和感に感じる場所が数箇所ありました。


本編は
沼尾濱田李のオリキャスがいらした頃とは違ってました。

それはオリキャスが退団したから縛りが無くなり、俳優さん独自なものなのか?
演出に四季独自の手が入ったのか?
わかりませんが…。

演出がハッキリしていて、特に心の移り変わりが以前より明確になっていて、
わかりやすくなってました。




★キャスト★
グリンダ : 苫田亜沙子
エルファバ : 樋口麻美
ネッサローズ : 小笠真紀
マダム・モリブル : 八重沢真美
フィエロ : 松島勇気
ボック : 伊藤綾祐
ディラモンド教授 : 岡本隆生
オズの魔法使い : 松下武史


【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
斎藤准一郎
松尾 篤
分部惇平
白倉一成
品川芳晃
光山優哉
三宅克典

【女性アンサンブル】
熊本梨沙
間尾 茜
栗城 唯
齋藤さやか
三井莉穂
小澤真琴
花田菜美子
荒木 舞
有阪佳子






苫田グリンダ

汐留で観た時は笑いを取るお笑い系グリンダというイメージしか無かったのですが、
第二幕の寂しいグリンダも良くなっていました。

全てがやり過ぎで大丈夫なのか?
と心配になって来ますが…。

俺としてはハッキリ、
多少オーバーに演じるのは悪いことではないと思いますし、
その方が解りやすいから好き。



樋口エルファバ

リハーサルとは違いますね。

陽のエルファバであること、
歌の独特の切り方上げ下げ方
も変わらずでした。

メロディーラインに忠実じゃないと嫌な人は
疲れストレスが溜まるのかも。

感情を歌に乗せ、細かい演技の
樋口さんのエルファバが好きだから大満足。



小笠ネッサ

汐留の時に彼女のネッサを観る為の突発時も苫樋コンビでした。

その時よりも歌も演技も更に良くなっていて驚きました。



八重沢モリブル先生

身長が高いと威厳を感じますね。
汐留の頃より自ら歌いやすい様にアレンジしてました。
悪い感じではなかったのでオッケー。



松島フィエロ

フィエロでは初。

リハーサルでダメだと感じていたら、
本編をちゃんと観ることが出来たのか…。

セリフ通り
「フィエロ=イケメン」である必要はあるのか?
と思える様になったのは
まだ汐留の頃に偶然YouTubeで観た海外でのフィエロ俳優。
その人は李さんや北澤さんとは真逆のゴツくイケメンとは言い難いで、
フィエロとしては有り得ないと途中で見るのを止めました。
でも、その動画を観たおかげで
松島フィエロに違和感が無く入っていけました。
松島さんはフィエロのキャラに合っていると以前から思っていたので
ナイスなキャスティングだと思っています。

実際観て、段々イケメンに見えてくるのは未だに不思議です。

踊りはちょっとキレがあったけれど許容範囲だし、
歌はあれくらい歌えれば充分。
演技はもっと粗いと予想してたのにひとつひとつ丁寧で驚きました。

ラストのエルファバの手を取ってぐいっと引っ張り暗転というバージョンも松島流でいいです。



伊藤ボック

歌が良くなっていました!
汐留の頃と比べるのも楽しいですね。



岡本ディラモンド先生

ディラモンド先生としては初。

シズ大学の先生じゃなくて、昭和の東京の下町の中学校の先生としか感じなかったです。

四季の黄金期から支えている劇団員さんだけあって
持っているものが違うから、
昭和な中学校のヤギ先生であっても
演技の間や仕草を
観て納得してしまい、
得した気分になるのが不思議。



松下陛下

マダムと腕を組むのがめちゃめちゃ嬉しそうにしているのに気付きました。




3枠、准一郎くん
髪の毛、傷み過ぎてて目立ってました。(^-^;

6枠、白倉さん
久しぶりの白倉パパ!
パパは白倉さんじゃなきゃ!

9枠、三宅さん
「悪い魔女と友達だったのは本当ですか?」
は彼でないと受け付けないカラダになっているのに改めて気付く。



とちり席なのに舞台を観るのに苦労しました…。
これが2列目3列目ならわかるのですが、
舞台が見えないから背筋を伸ばしたままであったり、
自分が観える様に首を左右に常に移動したり。
この劇場段差が足りない。
それが嫌だからとちり席なのに。

終始アタックチャンスは疲れました。


名古屋にキャッツが来たら席どうしようかと今から考えます。



2012年05月18日
K列センター
by kerennminaku | 2012-05-18 22:41 | 劇団四季
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