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63歳、ひとりめ。

1人目の63歳は

バレリーナの

森下洋子さん。



金曜日に
NHKホールにて
松山バレエ団
「新白鳥の湖」
を観て来ました。


バレエを観るのは3回目。

観たことあるのは
松山と英国ロイヤルの「ロミオ&ジュリエット」
だったので、
初の白鳥の湖です。


演出・振付・王子が
洋子さんの旦那様の清水鉄太郎さんだったのですが、
都合で王子は鈴木正彦さんが代役となっていました。

森下洋子&清水哲太郎
で観たかったので残念です。

10年前にその組み合わせで観た友達は
代役に「ラッキー」と
言ってましたが、
63歳夫婦の白鳥の湖(全幕)なんて
ギネス級の記録。
この目で観たかった…。


観劇後、王子は鈴木さんで良かったと感じました。(^-^;
5年くらい前に
哲太郎さんのロミオを
観ていますが、
その印象で
鈴木王子のしたことを当て嵌めたら…。
感動は完全に無かったと思われます。

鈴木王子、自分より年上なのでしょうか?
モモとケツの筋肉が競輪選手か?と思うたくましさ。
脚を観たら、遠目でもすぐ王子と判る。
技術は確かだし、表現力もある。
哲太郎さんがいるから永遠の2番手だろうけど、
いつ代役でも安心して観られる。



松山洋子さんは
今年も全幕で白鳥も黒鳥も踊られました。

63歳ですから、
ステージの横幅はかなり絞り狭くしてあります。
回転するスピードも早くはありませんし、
脚も昔ほど上がりません。

それは彼女の若い時や
隣で一緒に踊っている若いバレリーナと比べてであって、
還暦を過ぎてあれだけ踊れてしまう…。

悪い表現にはなりますが、化け物です。

それ以上に白鳥や黒鳥の表現力は、
ヤバいなんてもんじゃないです。

ここまで白鳥なバレリーナは
日本にはいないんじゃないでしょうか。


群衆の松山だけあって
他の方々も素晴らしかったです。


良いものを観させていただきました。

感謝。



毎年1月の最終金曜日に
NHKホールで
新白鳥の湖が恒例になっているので、
来年も出演なさるなら
また洋子さんの白鳥と黒鳥を観たいと思います。




今年はバレエに嵌まりそう。

好きな劇団員さんがことごとく辞めた劇団四季。
その観劇資金の3分の1近くはバレエに流れるでしょう。



次は6月に
Kバレエの海賊@東京文化
を観ようと思っています。
熊川さんのアリを一度観ておきたいから。
アリはいつまでも出来る役じゃないし。


12月は松山バレエ団の
「くるみ割り人形」
は確定。


あとは吉田都さんが、
観たい作品に出演していただけたら最高なのですが。


2012年01月27日
C20列、ど真ん中。
by kerennminaku | 2012-01-27 23:58 | バレエ
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